アンサンブルは合奏レベルをあげるのにか欠かせません。
各セクションのアンサンブルができていれば、合奏で問題になっているほとんどのことが解決します。
つまりアンサンブルができていないのに、合奏に踏み切って、結果練習にとても時間がかかってしまうのです。本当は、音楽についてもっと踏み込みたいのに、音程やリズム、アインザッツの練習は苦痛でしかありません。
ただ、時間がない場合は、合奏で補うしかないのが現状だと思います。
アンサンブルでなにが特徴的かというと、「指揮者がいない」点につきます。
つまり、パートリーダー等の演奏に集中して音を合わせる訳です。音程、フレーズ、リズム。下級生は上級生を、初級者は上級者を、生徒は先生を真似ることによって、「合わせる」癖をつけます。
ですから、良いバンドはパート練習などでの練習内容が非常に濃いのです。
大学時代のパートの基礎練習は実に4時間ありました。そこからパートの曲練。そして、日によってセクレンや合奏といった具合です。なので、個人練習は、その前か後にすることになります。
良い練習を効率よくやるには、各セクションにトレーナーが必要です。合唱だとボイストレーナーがいるのと同じです。
奏者やセクションによって問題点がことなるので、どうしても直接指導が必要になってきます。
それを、パートやセクションに持ち帰り、アンサンブルの練習をするのが、ベストです。
ちょっとしたアドバイスで見違えるほど音が変わります。きっとお力になれると思います。
posted by mackie at 07:21|
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アンサンブルのこと
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